2018年もあっという間に半年が過ぎましたが、年初に作った「やりたいことリスト100」の進捗はいかがですか?
順調に叶っていますか?
今回は「やりたいことリスト100」の達成率をアップさせる「半期レビュー」のやり方をご紹介します。
意外と叶っているかも? 現時点の達成度をチェック
まず、手帳やEvernoteに書いた今年の「やりたいことリスト100」を見てみましょう。
久しぶりに見返した人は、現時点でいくつか叶っていることに気づくはず。
私は8個叶っていました。
例年、リストの3割前後叶うので、ちょっとペースが遅いかな? という感じ。
でも全く心配する必要はありません。
叶っている項目には、チェックを付ける/赤ペンで線を引いて消すなど、叶ったことが分かるようにしておきましょう。
残った項目を分類&見直そう
続いて、残りの項目(私の場合92個)を以下のように分類していきます。
- ピンポイントで叶えられるもの
- 叶ったかどうか、年末まで分からないもの
- 現時点で叶わないことが見えているもの
- まだ叶っていないけど、進捗のないもの
- やりたいことが変わったもの
これらを順番にレビューしていきます。
ピンポイントで叶えられるもの
たとえば「MacBook Proを買う」「○○に行く」というように、「やるかやらないか」「買うか買わないか」がハッキリしている&時間をかけずに達成できるものを抜き出してみます。
「柚子胡椒を作る会を実施する」というように、達成までに3アクション以上かかりそうなものは省きます。あくまで「やろうと思えば(お金があれば)今すぐできそうなこと」のみをピックアップしましょう。
ピックアップしたら、今すぐスケジュールに入れるか、諦める(or 来年以降に先送りする)かを決めます。
もちろん、今年中に叶えたいなら、今すぐスケジュールに登録してしまいましょう。
※余談ですが、自分だけが関わる予定は、いわば「自分との約束」。コレをきちんと守ることで、日々の満足度は上がりますよ!
叶ったかどうか、年末まで分からないもの
「年末までに○kg痩せる」「1日1回以上ツイートする」「飲み会は月15回までにする」など、習慣化に関わるモノを抜き出してみましょう。
今は途中経過なので、叶ったかどうかは年末にならないと判断できないようなモノです。
これらは月次レビューや週次レビューで、定期的に進捗を振り返るようにします。
まずは現時点での進捗状況をチェックしてみましょう。
現時点で叶わないことが見えているもの
「週1回以上ブログを更新する」→できていない……
「月1回、革製品のメンテナンスをする」→できていない……
というように、現時点ですでに達成できていない項目があるはずです。
主に習慣化に関するものが多いかな。
達成できていない場合は、軌道修正しましょう。
上記の例だと、
「週1回以上ブログを更新する」→「年間50本以上ブログを更新する」
「月1回、革製品のメンテナンスをする」→「下半期から、2ヶ月に1回、革製品のメンテナンスをする」
みたいな感じです。
もちろん、この時点でスッパリ諦めるのも1つ。
半年も経てば、年初に「やりたい」と思っていたことが不要になっている場合もありますから。
まだ叶っていないけど、進捗のないもの
ココまでレビューしてきて、「今からでも叶えられそうだけど、正直全く手を付けてない!」という項目があることに気づいたでしょうか。
私の場合「Evernoteのタグを整理する」「Gmailのinboxを空にする」「1年以上着ていない服を処分する」などがコレに当たります。
できなくはないけど、気が重い……というモノがココに含まれるはずです。
ピックアップしたら、「思い切って諦める」か「細分化してスケジュールに入れる」かをハッキリさせましょう。
上記の例だと
「Evernoteのタグを整理する」→「いくつあるか確認」「2週間に1度、20%ずつ整理する」
といった感じです。
やりたいことが変わったもの
最後に、まだ叶っていないモノの中で「そもそも別のツールを使ってやりたくなった」など、叶える方法が変わったものを抜き出します(人によっては、コレが無い人もいます)。
私の場合「Evernoteの人物図鑑を完成させる」がコレに当てはまります。
今まで、出会った人は、
- 名刺スキャン→Evernoteに取り込む
- 取り込んだ名刺画像つきのノートのタイトルを「日付+名前@場所」に変更
- 本文に所属やニックネーム、どんな会話をしたかなどメモ
- 名字の頭文字の段(伊藤さんなら「あ」、堀田さんなら「は」)、属性などのタグをつける
という形で管理していました。
でも、この方法だと、人と人とのつながりが分かりにくいという問題があったので、新たに「Scrapbox」というツールを使って、出会った人の管理をすることに(コレは後日別記事で紹介しますね)。
Evernote→Scrapboxにツールは変わったものの、「人物図鑑を作る」という目的には沿っているので、コレはこのままでOKと判断します。
変更したことが分かるよう、色の違うペンで書き換える/取り消し線を引いて書き直すなど、リストにメモを残しておきましょう。
達成までのルートがイマイチ見えないモノは「サブリスト」でフォロー
ココまでレビューしてもまだ「達成までのルートがイマイチ見えないな」というモノがあれば、細分化した上で「サブリスト」を作るのがオススメです。
「そんなに幾つもリストを管理できないよ……」という人も安心してください。
「サブリスト」と名前をつけましたが、やることはカンタン。
たとえば「○○に関する本を10冊以上読む」という項目であれば、その10冊を付箋などに箇条書きにして貼っておく/Evernoteであれば項目の下に箇条書きすればOK。
前述の「まだ叶っていないけど、進捗のないもの」とも似ていますが、達成に必要な項目をリストアップして、リストのすぐそばで確認できるようにするのがポイント。
リストアップし、進捗がひと目で分かるようにしておくのが大事なので、途中でリストの中身が変わってもOKです。
コレは「週3冊以上本を読む」といった習慣化に関わる項目にも応用できます。
この例であれば、「前の週の日曜日に、その週に読む3冊をリストアップする」というスケジュールを入れ、その3冊のタイトルをスケジュールのどこかに、いつでも確認できるようにしておくのです。
■編集後記■
今回はだいぶ細かくレビューの仕方を紹介しましたが、いかがでしょうか?
正直、半分くらいは自分自身に向けた内容です……笑。
「もう半年しかない」と思うか、「まだ半年ある」と思うかは自分次第。
12月31日を笑顔で迎えるためにも、ガッツリレビューして、今年後半も楽しんでいきましょう!
ではまた!