今日は個人的なお知らせ。
2017年7月からフリーランスとして活動してきましたが、ライターの仕事は続けつつ、6月1日から「会社員」に復帰?することになりました。
ちなみに、フリーになったときの記事が以下。
フリーランスの働き方にチャレンジします! | manabishare
突然ですが、6月末で会社員を卒業し、7月1日からフリーランスとして働くことにしました。 35歳を超えてからのフリーランスへのチャレンジは、キャリアカウンセラーだったらオススメしないかもしれません(笑) でも、「本当にムリなのかな?」という思いと、「チャレンジしてみたい!」という思いが日に日に大きくなり、思い切ってチャレンジすることにしました。
どこの社員になるのか?
昨年11月から業務委託としてお世話になっていた、株式会社ユーザベースです。
これまでと同様、オウンドメディア「UB Journal」の編集をメインに、今後は社内コミュニケーションの活性化などにも携わっていく予定です。
今日は朝から、通常のミーティングの合間に入社オリエンテーションや研修が続いています。
半年いても、社員になるといろいろ新しく覚えなければならないことがたくさんあるんだな、と。
みなさん超忙しいのに、こうしてNew joiner(新しく入ってきた人をこう呼んでます)に時間を割いてくれて、本当にありがたいです。
何で会社員に戻るの?
私もまさか、もう一度会社員に戻るなんて、全く想像していませんでした(笑)。
2017年にフリーになったときは、年齢的にも経験者数的にも「もう会社員には戻れないんだろうな」と、背水の陣的な気持ちになったのを覚えています。
だから同じチームのメンバーから「社員になりませんか?」と言ってもらえて、本当にビックリしたし嬉しかったです。
で、なぜ会社員に戻るのかというと、いくつか理由があります。
一番大きな理由が「久しぶりに見つけた“やりたいこと”をやるには、会社員のほうがいい(会社員じゃないとやりにくい)から」。
これまでのキャリアにおいて、特に転職先を選ぶタイミングで、実は「やりたい」が動機の転職はほとんどありません(って言ったら過去の所属企業に怒られそうですが)。
「やりたい」より「やってみたい(もしくは「やってみようかな」)」で決めてばかりだった気がします。
今でも大好きなリクルートエージェントの仕事も、転職したいと思ったときには念頭になく、担当してくれたキャリアアドバイザーから勧められて「面白そう、やってみたい」と決めました。
※ちなみに、当たり前ですが「やってみたい」で転職するのがダメなわけではありませんよ、念のため。
今後やりたいこと
で、「久しぶりに見つけた”やりたいこと”」が何かというと、主に2つあります。
1つ目「採用マーケティング」
昨年あたりからHR界隈では「採用広報」というキーワードをよく耳にするようになりました。
リファラル採用やオウンドメディアリクルーティングなど、「自社発信による採用」を強化する企業が増える中、私は少し違和感を持っていました。
人材獲得競争がますます激化する中、「採用」に注目が集まるのは当然のことですが、「定着」について、もっと考えるべきでは? と思い始めたんです。
せっかく人材紹介会社に高いフィーを払って採用しても、工数をかけてオウンドメディアやWantedlyに記事を書いても、入社してくれた人が短期間で辞めてしまったら意味がないですよね。
in(入社)にばかり目が向いて、out(離職)対策が疎かになっている気がして、モヤモヤしていたんですね(ユーザベースの話ではなく、HR界隈全体のことです)。
社員のエンゲージメントを高める施策や、アルムナイ制度など、離職防止や卒業した人のコミュニティづくりなどもやっていきたい、そう思ったのが1つ。
2つ目「社内コミュニケーションの活性化支援」
これまで、1600人くらいの会社→2000人くらいの会社→150人?くらいの会社→50人くらいの会社と経験してきました。
直近の2社は「社員全員の顔と名前が一致している」状態でしたが、前半2社はさすがに全員の顔と名前を一致させるのは至難の業でした(ていうかムリ)。
ユーザベースも数百人規模なので、全員の顔と名前を一致させるのはなかなか難しい状況です(あくまで「私にとって」です)。
でも、せっかくステキな人たちが集まっているんだから、いろんな人とコミュニケーションを取りたいし、そこから新しいアイデアを生み出したい。
だったら、活性化できるよう自分で動けば良いんだ!と思ったんです。
上記2つをやろうと考えたとき、業務委託という契約形態のままでは難しいんじゃないかな? と思ったのが、社員になろうと思った主な理由です。
「社員じゃなきゃできない」というのは、もしかすると自分の勝手なバイアスかもしれませんが、ちゃんと「コミットする」ことを自分にも約束したいなと思って。
とはいえ、フリーランスのほうが圧倒的に自由だと思いますよね? 私もそう思っていました。
確かにそういう部分もありますが、ユーザベースはフルフレックス&リモートワークOK。昼過ぎに私用で2時間抜けて、帰宅後に+2時間仕事するのも全然問題ナシなんですね。
業務委託で約半年お世話になったこともあり、働き方や人間関係などに不安なく入れるのも安心材料でした(意外とヒトミシリ)。
ライターの仕事はどうするの?
今回の働き方チェンジについて、直接お会いした何人かに伝えましたが、一様に言われたのが「ライターの仕事はどうするの?」ということ。
ユーザベースは副業OKなので、ペースは落とすものの、引き続きライターの仕事も続けていくつもりです。
2年間のフリーランス生活で、だんだん自分が得意な分野と不得意な分野が見えてきました。
これまでの経歴からも、私は「人」や「キャリア」に関する分野に興味関心が強いので、この分野のお仕事に関しては、新規の案件でも積極的に仕事をお引き受けしたいと考えています。
もちろん、今やり取りさせていただいているメディア・クライアントさまに関しては、引き続きお取り引きさせていただければ幸いです。
あ、もちろんグルメ記事も!(笑)
■編集後記■
というわけで、やることや働き方はあまり大きく変わりませんが、自分のマインドシェアは大きくシフトチェンジしていく予定です。
採用マーケティングや社内コミュニケーションに関する知見をお持ちの方は、ぜひぜひお話を聞かせていただきたいです。
さらにユーザベースでは、全方位で人材積極採用中です。
私と直接面識のある人であれば、詳しいお話もできますので、ぜひぜひご連絡ください!