糸井重里さん率いる「ほぼ日刊イトイ新聞」をご存知ですか?
サイトは見たことなくても、手帳の販売が活発化する年末、LOFTなどで「ほぼ日手帳」を目にしたことのある人は多いと思います。
2002年に発売された「ほぼ日手帳」は、今やLOFTの手帳売上ランキング12年連続1位のヒット商品(LOFTでの取り扱い開始は2005年〜)。
そんな「ほぼ日手帳」から、2017年12月1日より、新商品「ほぼ日5年手帳」が発売されます。
私は11月に開催された「ほぼ日 生活のたのしみ展」で先行発売されたものを入手しました!
私自身、日記をつけるのが習慣になっており、市販の5年手帳、10年手帳を使ったことがあり、コレはぜひ買わねば! と楽しみにしていたので、さっそく手に入れられてホクホク。
今回は実物はどんなモノなのかご紹介しつつ、連用手帳(複数年以上使う前提の手帳)ユーザーから見たオススメポイントについてご紹介していきます。
意外とコンパクト!でも家に置いておく人が多そう
まずは外見から。
タテに2018〜2022まで書かれた黄色い箱を開けると、落ち着いた色合いの表紙に輝く金色の文字で「ほぼ日5年手帳」と書かれた手帳本体と、使い方・注意することなどが書かれた小冊子が!
表紙は合成皮革(PVC=ポリ塩化ビニール)。サラッとしていてさわり心地○です。
横から見るとこんな感じ。背表紙にも金文字で年号が書かれています。
厚さは2cm、重さは約340g。コンパクトサイズの辞書と近い感じですね。
文庫サイズなので持ち歩きもできそうですが、日記的な使い方をする場合は夜か翌朝に書く人が多いと思うので、家に置いたまま、という人が多そうです。
中身はこんな感じ。1ページ1日で、左側に5年分の記入欄、右側はフリー欄。
1年あたり3.7mm方眼で7行、約2.6cm。紙はオリジナルと同様、トモエリバーという素材が使われています。
ちなみに、ほぼ日ストアの購入特典として、布製の「すこし秘密ぶくろ」が付いてきます。
ちょっと秘密にしておきたい人は、この袋に入れて紐で封をしておくと良いみたいです。
もちろん、保管する際の汚れ防止にも役立ちそうですよ!
専用のカバーもアリ! おすすめの文房具も紹介されています
せっかく使うんだから、ツールにもこだわりたい! というわけで、私は以下のようなものを使う予定です。
本革製のカバーはヌメ革を購入
まず最初に買おうと決めていたのが、「ほぼ日5年手帳」専用の本革カバー(税込み4,860円)。
黒・赤・ヌメの3種類用意されていましたが、私はヌメ革を選びました。
オリジナルの「ほぼ日手帳」でもヌメ革カバーを使っているんですが、コレがいいんです!
経年変化といって、使えば使うほどイイ感じの色になっていくのがヌメ革の特徴。
5年間使い続ける間に、どんな色に変化していくのか、今から楽しみです。
表紙には、「ほぼ日5年手帳」と箔押しされています(黒カバーは金、赤カバーは銀の箔押し)。
返しの部分は「HOBONICHI」と箔押しが!
「いやいや、さっき普段は家に置いておくって言ってたじゃん。経年変化しないんじゃない?」と思われるかもしれませんが、大丈夫です、たぶん(笑)。
下敷きはあったほうが良さそう
ほぼ日5年手帳のページには、「『ほぼ日5年手帳』をもっと楽しむ文房具。」というコーナーがあり、万年筆など幾つかの文房具が紹介されています。
ほぼ日5年手帳 – ほぼ日刊イトイ新聞
5年間の記録を一冊に。ほぼ日手帳の新しい仲間「ほぼ日5年手帳」ができました。気軽にお使いいただけるA6サイズで、書き込む内容は自由です。5年後にできあがる世界にひとつだけの「LIFEのBOOK」、読者は未来のあなたです。
サイトでも紹介されていますが、たしかに万年筆で書きたい感じ。
ちなみに私が普段使いにしているのは、以下の万年筆。
オリジナルの「ほぼ日手帳」もそうですが、下敷きはあったほうが良さそうです。
トモエリバーはとても薄い紙なので、下のページにペンの跡が残ってしまいそうなので。
まずは1年続けよう。本当に楽しくなるのは、2年目から
市販の5年手帳を使っていて思ったのは、「楽しいのは2年目以降」ということ。
1年目は身もフタもない言い方をすれば「ただの日記です(笑)。
2年目以降は1年目の下に書いていくことになるので、ようやく「昨年の今日はこんなことを考えていたのか!」と思うようになるわけです。
この楽しさは3年目、4年目と年を重ねていくに従って、どんどん増していきます。
昨年のことはかろうじて覚えていても、3年前の今日、何をしていたか覚えている人は稀ですよね。
Facebookにも「過去のこの日」という機能があり、以前の同じ日に投稿した内容を見ることができますが、あれのプライベート版だと考えると分かりやすいかもしれません。
私もよく見返しますが、正直「何でこんなことで悔しがってたんだろう……」と思ったりすることもしばしば。
日記として「ほぼ日5年手帳」を使うのであれば、Facebookには書けないようなことも書き残しておけるので、数年後に振り返ったとき、より新たな気持ちで自分を振り返ることができるはずです。
購入は「ほぼ日ストア」、Amazon、全国LOFTなど
今から使うのが楽しみな「ほぼ日5年手帳」は、「ほぼ日ストア」やほぼ日の常設ショップである「TOBICHI(南青山)」、全国のLOFT、ジャパネットたかたで購入することができます。
価格は税込み4,104円。ほぼ日ストアだと別途送料756円がかかりますが、ジャパネットたかただと540円なので、「すこし秘密ぶくろ」は特にいらないという人は、ジャパネットたかたのほうがおトクです。
ほぼ日5年手帳 – ほぼ日手帳 2018
5年分の記録を一冊にまとめられるA6サイズの手帳です。落ち着きのあるブラウンに西暦や文字が箔押しされた表紙は、毎日見ても飽きがこないデザイン。
ジャパネットたかた|公式ショッピングサイト:Japanet senQua(ジャパネットセンカ)|通販、テレビショッピング
ジャパネットの公式通販サイト「ジャパネットセンカ」。徹底的に良い商品だけを厳選してご紹介しています。下取り、設置、分割金利・手数料当社負担など各種サービスも充実しているので安心してお買い物を楽しめます。
■編集後記■
スケジュール管理はもっぱらGoogleカレンダーに任せっきりですが、なぜか毎年「ほぼ日手帳」は買っています。
映画や舞台の半券を貼り付けて感想をメモしていたり、どうにも消化しきれないことがあった日は、大きな字でモヤモヤした気持ちを書きなぐっていたり、本を読み終えた日にタイトルと簡単な感想をメモしたり、決して他人には魅せられませんが、私の大事な相棒です。
来年からは、もう1つ、5年間ずっと一緒の相棒ができると思うと、今から書くのが本当に楽しみ!
「日記が続いたことがない」という人も、ほんの数行なら続けるハードルはぐっと下がるはずです。
興味を持ってくださった方は、ぜひ「ほぼ日」の特集コンテンツも読んでみてください。
ではまた。