本の読み方って教わったことあるっけ?と、ふと疑問に思って書き始めた「マナビシェアの読書術」シリーズ3回め。
いよいよ本文を読みます!
- 本を読む前の下ごしらえ
- 読むときに必要な3つ道具+α
- 本文を読む流れ(今回の記事)
- 読み終わった本の後処理
- オマケ:本の選び方
1.まえがき・目次・あとがきを読み込む
1)の下ごしらえ編でも、まえがき・目次・あとがきにザッと目を通していますが、改めて。
ココでの目的は、「問いを立てること」です。
著者に質問するようなイメージで、その本から何を得たいのか、質問形式で考えます。
例えば……野呂エイシロウさんの『稼ぎが10倍になる「自分」の見せ方・売り出し方』の目次を見て問いを立てるとしたら、
目次「あなたには会ったことのないファンがいますか?」
問い「著者のような有名人じゃなくても、”会ったことのないファン”は作れるのか?」
「”会ったことのないファン”を作るメリット・デメリットは?」
という感じ。
立てた問いは、
- Evernote(以下「EN」)に箇条書きで書いておく
- マインドマップのブランチ(枝)に書く
- アタマで覚えておく(数が少なければ……)
という形で保存しておきます。
2.付せんを貼りながら読む
いよいよ本文を読みます!
ワタシは厳密にはやっていませんが、気が向いたらiPhoneで読書時間のログを取ったりします(後で読書スピードを振り返るため)
まず、読む前に、前回ご紹介した「フィルム付せん」をカバーに貼り付けておきます。
↑こんな感じ。ツルツルしたところに貼ったほうが剥がれにくいです。
本にもよりますが、だいたい1冊で20~30枚使います。
読み終えた本はこんな感じ↓
前回もお伝えしましたが改めて。
ポイントは、「抜き書きしたい箇所」に重ねて貼ることです。
そうじゃないと、後で読み返した時に、何でこのページに付せんを貼ったのか、分からなくなるので。
フィルム付せんは丈夫だし、半透明なので、貼っても下の文字が見えなくなることはありません♪
3.付せんを貼った箇所を読み返す
ひと通り読み終えて、付せんも貼り終えたら、付せんを貼った箇所だけ読み返します。
(読み終えてすぐのこともあれば、数日後のこともあります)
その際、「あれ?やっぱこの付せん、いらないかも……」と思った箇所からは、付せんをはがします。
逆に「ココは書感を書くときに引用しよう」とか、「コレはぜひやってみよう!」と思った箇所の付せんは、ナナメに貼り直します。
真っ直ぐに貼ったのと、ナナメに貼り直したのが混在している状態になったら、めでたく「読了」です。
捕捉:読んでる最中のメモはどうするのか
コレ、試行錯誤しています。
家でマインドマップを描きながら、ガッツリと読書に集中できるときは良いんです。
が、電車の中などスキマ時間に、しかも立ったまま読むとなると、せっかく浮かんだアイデアなどをメモするのが難しいのです。
……皆さん、どうしてます?
ワタシは今のところ、FastEverというアプリを使ってENに飛ばすようにしていますが、ちょっとやりにくいんですよね……
何か良いアイデアがあれば教えてください!
(本に直接書き込むのは抵抗があるので、それ以外で…!)
■編集後記■
ワタシ、割りと読書スピードは早い方なんですが、問題は「読み終えた後」なんですねー・・・
「読んだら読みっぱなし」にせず、ちゃんと自分の血肉に変えられるよう、仕組み化を試行錯誤中です。