今日ご紹介するのは、先日創刊されたばかりのD21社さんのシリーズモノ。
(今年に入って、営業から念願の編集部に異動したばかりのTさんの企画だそうです!)
シリーズ名は「U25 サバイバル・マニュアル」
価格もページ数も、一般的なビジネス書より控えめな設定。
なんたって、25歳以下のワカモノ向けだからね!
はあちゅうさんは、以前からずーーーーーーっと「会いたい人リスト」の上位にいる方。
D21社さんで出版記念講演とかやらないかなーと密かに期待しつつ、書感まとめてみますよ~!
目からウロコ!プロデューサーの視点を持て!
本書を読んでいて、ポロポロと目からウロコが落ちっぱなしだったんですが、イチバン最初に響いたのがP.27のココ↓
みんなはあなたの中身ではなく、あなたが表面に出しているものだけを視ているんですよ?繰り返し言うけれど、誰も本当のあなたなんて見ていないんですよ?イメージは簡単にコントロールできてしまうのです。
だからこそ、自分が他人にどう見られているか、自分がどうなりたいのかを意識することが大事。
ああもう、ホントにそうだ。。
至極アタリマエのことなのかもしれないけど、ワタシにはスゴく刺さりました。
では、イメージをコントロールするためには、どうすれば良いか?
本書では解説+まとめのヒトコトというカタチになっているので、まとめの部分だけ引用すると、
・表に出すもの、出さないものを決める。
・誰に何をどう見せるかを自分で決める。
・自分で見ている自分と、他人が見ている自分の違いを知る。
・フリをし続けて本物になる。
(いずれも、LESSON 0より抜粋)
本書にも書かれていますが、1~3番めまではプロデューサーの仕事と同じですよね。
私は「はあちゅう」を演じることを自分で選んでいます。
なりたい自分である「はあちゅう」になりきる決心をし、ソーシャルメディア上、そしてリアルでも、はあちゅうの仮面をかぶっています。できないことも、できるフリをするんです。
(P.41)
この部分に、全てが集約されていると思いました。
光があれば、影もある
著名人のもはや宿命とも言われる「disられること」。
はあちゅうさんも例外ではなかったそうです。
ブログのコメント欄には、毎日あらゆる批判が届いたこと。
言われもない誹謗中傷を受け、傷ついて打ちのめされたこと。
脅しの電話があって法律事務所や警察に半年通ったこと……。そんなこと、誰にも相談できなかった。
(P.106)
華やかしい世界を妬む人はたくさんいます。強く輝けば輝くほど、できる影は濃い。
はあちゅうさんは、仕事の愚痴はソーシャルメディアに書かない、と決めていらっしゃるとのことですが、上の引用した部分のことは、もっと書けないですよね。はあちゅうさんは、アンチもできる覚悟を決めていて、スゴい。
誰にでも好かれようとすると、傷つかない反面、当り障りのない、目立たない存在になり、結果として何も成し遂げられない。トゲがないバラが味気ないように。
誰かに強烈に好かれたかったら、誰かに強烈に嫌われてもいい覚悟を持たなくては、と思っています。
(P.106-107)
どこかで尖れば、どこかが引っ込む。
ワタシ自身、人間の持つ才能とかスキルって、平等だと思っていて、何かに特化している人って、たいていどこかしら欠けていると感じているんですね。平均点を取る人生を否定するつもりはないけれど。
バランスではなく、ブレンド
TwitterやFBを見ていると、はあちゅうさんの徹底した「売る努力」にアタマが下がります。
Twitterで感想をつぶやけば、すぐにRTしてくださるし、本業のキレナビの宣伝も、読んでいるヒトが嫌にならない程度にサラッと流しているし(感じ方には個人差があるけど)。
お会いしたことはないけど、一度ご一緒させていただいた経沢さんの絶賛ぶりからも、相当クレバーな方なんだろうなーと尊敬しています。
そんなはあちゅうさんの仕事のスタンス。
目指すのは、ワークライフブレンド。
オンの活動がオフで役立つ、という循環ができれば、時間が2倍になったかのように生産的で充実した毎日が送れます。
(P.160)
もはや、バランスなんて取らずに、オン・オフ混ぜちゃえ!っていう感じですね。
職種・業界によっては、なかなか難しいと思うけれど、意識してみることで、何か変わるかもしれませんよ?(ワタシ自身、最近混ざりまくって混乱気味ですがw)
※そのためには、プロフィール作りが重要です。
P.84にある「チャンスをつかむプロフィールのつくり方」はめっちゃ参考になりますよー!
編集後記
とにかく後輩諸君、問答無用で読みなはれ!
はあちゅうさんの文体、好きだなー。
個人的にツボったのが、
「さあ、心を自由に!ユーキャンフライ!」
「子どもみたいでほんとお恥ずかしいッ!! ハハッ!(←ミッキーマウス笑い)」
電車ん中で吹きましたw
はあちゅうさん、ステキな本をありがとうございました!
編集のTちゃん、お疲れ様でしたー!
LESSON 0 自分の人生を演出する
LESSON 1 キャラクターをつくる
LESSON 2 キャラクターを磨く
LESSON 3 キャラクターを生かす