今回ご紹介するのは『自分とチームの生産性を最大化する 最新「仕組み」仕事術』です。
本書は2008年に出版されたものを大幅に加筆した最新版。
以前も読んでいるはずなのにフセン貼りまくりでした(大幅に加筆、っていうより新刊に近いんじゃ……?)
本書で定義されている「仕組み」とは、
「誰がいつ、何度やっても同じ成果が出るシステム」のこと(P.41より)。
わざわざ仕組みを作るのって面倒な気もするけど、本書では仕組み化をつくる基準も明確に書かれています。
私の場合は、「月に一度以上行う業務」「今後5回以上同じことをやる業務」のいずれかに当てはまれば「仕組み化」を行う、と決めています。
(P.237)
旧作にもあった「強み発見シート」も面白かったです。
簡単にいうと、人のスキルを約50の項目に分けて、それぞれを5段階評価で見える化したもの。
これを同僚と共有すれば、相手の得意領域が分かるので、仕事を依頼しやすいと思います。
あと、コレは何かミスが起こったときに責めたり、責任を押し付けたりする全上司に耳をかっぽじいて聞いて欲しい名言がありました。
「ミスは経験なので善。それを防ぐ仕組みがない組織が悪」――まず、このような認識を浸透させることが必須条件となります。
(P.160)
非常にオススメの1冊です!
フリーになって仕事がバッタバタなので、そろそろ仕組み化を考えねばと思いましたよ!
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