みなさん、自分のシゴト、好きですか?
今日は「ワークライフバランス」が叫ばれていた2008年に、それを真っ向から否定する『「頑張ってるのに報われない」と思ったら読む本』という本を書かれた田島弓子さんの新刊出版記念イベントに参加してきましたよ!
場所は本LOVERの中では聖地となりつつある「東京天狼院書店」
(お酒を飲みつつ)、ステキなお話を伺ってきました♪
サラリーマンは「カッコイイ!」
田島さん曰く、
「振り返ってみると、サラリーマン人生は楽しかったことより、大変だったことのほうが多かった。それでも、「サラリーマンはカッコいい!」と思っている」
とのこと。
本書を執筆する上で、NHK「クローズアップ現代」に出ていた女子大生の言葉が後押ししてくれたそうです。
「大学を出て、普通の企業に就職するので、もうチャレンジができなくなってしまった」という慶応の女子大生。
彼女は、サラリーマンという生き方を否定しているわけじゃないけど、誤解していると思った。
そうじゃない!サラリーマンこそチャレンジすべきことがたくさんある!と思って、それを伝えたいと思った。
あ、相変わらずアツい…!!!
ワークライフ”アンバランス”1.0→2.0へ
ワークライフ”アンバランス”1.0と言うのが、2008年にディスカヴァー21社から出版された『ワークライフ“アンバランス”の仕事力』という本です。
この本、当時のワタシ的には「よくぞ言ってくれました!!!」という一冊で、今でも仕事に甘えそうになった時に、読み返す大切な本です。
1.0と2.0(本書)を通して伝えたかったのは、
「とにかく目の前の仕事に全力を尽くそうよ!」
ということだそう。
1.0のテーマは「目の前のことにハマるくらい本気になってみることの面白さ」
社会人になると、人生の30%は仕事に費やすことになる。
それなら「働くこと」はオモシロイほうが良いと考えて書かれたとのこと。
2.0では、目の前の仕事に全力を尽くすこと=自分のためではなく、「働く」ことの本質はそこにあるという思いで書いたそうです。
では、なぜ目の前の仕事に全力を尽くすのか?というと、もともと田島さんは「自己実現」という言葉に違和感を持っていたそうで、自分の責任を果たす=他己実現の先に、自己実現があるとのこと。なるほど。
目の前の仕事にハマる=社畜とか滅私奉公とか言われるけど、ある意味それでもOKだと思う、と田島さん。
見方を変えて、目の前の仕事からどれだけ盗めるか・いただけるか?と考えてみてはどうか?というお話が響きました。
「たかが仕事」という意識
マイクロソフト在籍時代、超ワークライフ”アンバランス”だった田島さん。
そんな多忙な日々を乗り越えてこられたのは、当時の上司から
「大丈夫だよ、命まで取られるわけじゃないから」
と言われたことが大きかったそう。
そもそも外資系企業は上司も多忙です。つまり、部下のやったことをイチイチ褒めてくれたりはしません。
だから、上司の承認を求めるのではなく、とにかく結果を出して自分で自分を褒めるようにしていたそうです。
メンタルの状態と仕事の結果は比例する、とおっしゃる田島さん。コレにはワタシも超共感します。
自分自身が結果を出すために、どれだけ自分の感情を整えているか?が大事とのことでした。
■感想■
天狼院さんに伺うのは2回め。イベントの参加は初めてでしたが、超近距離でたくさんお話を伺えて、とっても嬉しかったです!
弓子さんにお会いするのは、去年の5月末以来(FBでつながってるので、全然そんな気がしませんでしたがw)
お会いできると思っていなかった太田彩子さんにもお会いできて嬉しかったな~♪
最後の質疑応答で、
「目の前の仕事にハマれない人に、何てアドバイスしますか?」
という質問をさせていただきました。
キャリアカウンセリングの場で、しばしば伝え方に悩むことだったので、どうしても伺いたかったのです。
で、弓子さんの答えは、
「与えられる」ことばかりを求めていたら、どの会社に行っても同じ。「ハマれる仕事をください!」と上司に宣言してみちゃえ!」
とのこと。納得~(笑)
弓子さん、主催のこばやしさん、天狼院の三浦さん、参加者の皆さま、ありがとうございました!