今日はライターの夏生さえりさん×カツセマサヒコの対談イベント「妄想疲れしたふたり」に参加してきました。
場所は渋谷ロフト9。約100名ほど入れるイベントスペースです。
会場に着くと、とにかくスゴい人・人・人!
制服姿の高校生もいたり、とにかく全体的に平均年齢の若いイベントでした。
男女比は7:3くらい?圧倒的に女性が多かったです。
イベントの雰囲気はTwitterのハッシュタグ「#ツイ対談」を追っていただくと良いかと。
さえりさん&カツセさんって誰?
イベントが始まり、2人が登場した瞬間、会場からは「キャー!」とすごい歓声が……!
大好きな2人が生きてる!!ぁあああああ #ツイ対談 pic.twitter.com/h36dSSIiL7
— あっち (@__aquariusB) 2017年6月6日
普段Twitterをやっていない人やWeb記事をあまり読まない人は、
「そもそも、さえりさんとカツセさんって誰?」
と思っているかもしれないので、まずはお2人のご紹介を。
※以下の写真はTwitterのプロフィール写真をお借りしました。
さえりさん
Twitterのフォロワーが合計13万人を超える人気ライターさん。
夜な夜な投稿されている妄想ツイートが人気に。Twitterアカウントは「@N908Sa」です。
年下男子の家に遊びに行き、CDの話をしてるうちに距離が近くなり、彼が真顔で「…隙、ありすぎじゃないですか?」と、ゆっくり顔を近づけてきたので、彼の唇に人差し指をあて「だーめ」と告げ、再びCDに目を落としたら「…ずるい、僕が好きなの知ってるくせに」っていじけ声で言われる夏ください
— さえりさん (@N908Sa) 2016年6月26日
↑こういうやつですね(笑)
最近では連載でも妄想を爆発させているようです(ココまで妄想できるの尊敬しますw)
「結婚する気ある?」【連載】さえりの”きっと彼らはこんな事情” | さえり | 街角のクリエイティブ
他人の事情を勝手に想像する連載、今回はラブなホテル前での一言。
本を出版するにあたって、「夏生さえり」というペンネームにしたそう。
文章を書く人 。広告記事、取材記事、物語、エッセイ等書いてます。
(Twitterプロフィールより)
もちろん、妄想だけでなく真面目な記事もたくさん書いていらっしゃるし、ご自身もインタビューを受けられたりしています。
「わたしは養子を愛せるか?」”特別養子縁組”について聞いてきた
子どもを産みたくても産めない人がいる。長年の不妊治療で精根尽き果てている人がいる。わたしがそんな事情を自分ごととしてはじめて捉えたのは、婦人科で心ない医者に「産めないかもよ」と、根拠なく不安を煽られた時でした。 あの「妄想ツイート」で名を馳せるライターのさえりさんが、「特別養子縁組」について駒崎弘樹と対談。
「みんなと一緒がカッコいい、という世界は変わる」りゅうちぇるが先導する“個性”の未来 – Yahoo!ニュース
時代のアイコンになったりゅうちぇる。誰もいないところから始まった「夢見る王子さま」の奮闘。
SNS注目「妄想ツイート」のライターさえりさんに聞く、愛される記事を作る方法 │ 【マイナビ独立】独立・開業・起業・フランチャイズ募集
独立・開業・起業を助けるマイナビ独立。豊富なフランチャイズ情報とノウハウ情報であなたをサポート ―大学卒業後、出版社とWEB制作会社での編集経験を経て25歳の若さでライターとして独立したさえりさん。さえりさんのこれまでの経緯とご自身のブランディングについて話を伺いました。
カツセマサヒコさん
カツセさんも男性目線の妄想ツイートを投稿されている人気ライターさん。
Twitterアカウントは「@katsuse_m」です。
終電で運良く座れて(ああ、よかった、最後だけいいことあった)ってホッとしたタイミングで好きな人からLINEで「今日、元気なさそうだった」って届いてそれがまた嬉しくて「ん、大丈夫だよ」って返したら「なんだ、大丈夫じゃなかったら会いにいこうと思ったのに」と言われる満点の水曜がよかった
— カツセマサヒコ (@katsuse_m) 2017年6月7日
広告記事・取材記事・エッセイ・物語・歌詞・脚本・メディア運営その他、企画・取材・執筆・編集など承ります。ラジオに出たり登壇したりすると嬉々として実家に連絡をいれます。
(Twitterプロフィールより)
WEBメディア「DRESS」で恋愛系のコラムを連載されている他、もちろん真面目な記事もたくさん書いていらっしゃいます。
もしも彼からの返事を待つことに疲れたら【カツセマサヒコ】
好きな人からLINEの返事が来ない。それってもしかしたら、相手にとってあなたの優先順位がそれほど高くないからなのかもしれない。だから私たちは想像する。どんな話なら喜んでくれるかな、興味を持ってくれるかな、と。ライターのカツセマサヒコさんが、生きていくうえで訪れるたくさんの喜びや悲しみにそっと寄り添うエッセイ、第6回。
集中力や記憶力、コミュニケーション力まで高める!? 「適度な運動」が激オシされる理由
皆さん、集中力ってどのくらい持ちますか?勉強中や読書中、5分に一度はツイッターを開いてしまったり、挙げ句「今、すごく集中してる」と謎のツイートすることで世の中に大きな矛盾を生み出したりしていませんか?
どうしたら集中力って身に付くんだろう?集中力が途切れたときって、どうしたら回復するんだろう?いくつかの疑問を解決すべく、今回は京都学園大学 健康医療学部 健康スポーツ学科にお邪魔してきました!
お2人とも妄想ツイートが有名ですが、普段書かれている記事も非常に読みやすい&分かりやすいし、ライターとして尊敬しています。
記事を読んだことのない方は、この機会にぜひ!
出版裏話
お2人が出会ったのは、燃え殻さん(@Pirate_Radio_)というTwitter内で有名な方が主催した飲み会だそう。
その後、当時編集者だったさえりさんと、よく一緒に仕事をされていたそうです。
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”katsuse01.jpg” name=”カツセさん”]「いい話、していいですか?」2016年?の3月か4月くらいに、さえりさんが超凹んでいるときがあって、どした?って聞いたら、本を出すための出版社さんとの打ち合わせが上手くいかなかったって。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”saeri01.jpg” name=”さえりさん”]あー、懐かしい![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”katsuse01.jpg” name=”カツセさん”]ずっと本を出したかったんだよね。で、出せるなら1冊目はディスカヴァー21社さんからがいいって言ってて。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”saeri01.jpg” name=”さえりさん”]そうそう、著述家のひすいこうたろうさんから「未来日記を書きなさい」ってアドバイスされて、実際に「25歳で1冊目の本をディスカヴァーさんから出す」って書いてたんですよ。1年遅れちゃったけど、出せました![/speech_bubble]
コレ、すごいですよね!
本の担当編集者さんも物販の手伝いで来ていましたが、知ってたのかな。
夢の叶え方
さえりさんの未来日記の話に続いて、夢の叶え方について。
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”saeri01.jpg” name=”さえりさん”]LINE@やTwitterとか、こういうイベントのときに「ライターになりたいです」って年下の子から相談されることがすごく多いんだよね。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”katsuse01.jpg” name=”カツセさん”]うんうん、最近だと就活時期だから「第一志望に落ちました」とか「夢が諦められません」とか、反対に「夢が見つかりません」みたいなのがLINE@にたくさん届くね。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”saeri01.jpg” name=”さえりさん”]うん、わかる。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”katsuse01.jpg” name=”カツセさん”]ぼくはね、やりたいことは口に出すようにしてる。言霊ってあると思うんだよね。口に出していたら、そのままの形では叶わなくても、近い感じで叶ったりする。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”saeri01.jpg” name=”さえりさん”]いきなり「やりたいこと」を全部やらなくても、遠回りしてもいいんじゃないの?って思ってるんだよね。特にライターっていろんな経験が活きると思うから。[/speech_bubble]
いろんな自己啓発系の本に「夢を紙に書こう!」「夢を周りの人に語ろう」みたいなことは書いてありますが、2人の柔らかな口調だと、よりスッと心に届く感じがしましたよ!
ちなみに、今日は撮影&ツイート自由だったので、参加者の皆さんはイベント中も結構な頻度でツイートしていました(イベント中は2人の後ろのスクリーンに、ハッシュタグの付いたツイートが流れ、それを随時お2人が見ながらお話する感じ)。
何で妄想ツイートしようと思ったのか?
そもそも何でお2人は妄想ツイートをし始めたのか?について。
確かに謎ですよね(笑)。
さえりさんは、株式会社LIGで働いていた頃から書き始めたそう。
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”saeri01.jpg” name=”さえりさん”]もともと物語を書いたり、切り絵を作ったりするような1人の時間が好きなんだけど、LIGでは毎日忙しく働いていたので、なかなかそういう時間が取れなくて。「このままじゃ想像力が死んじゃうんじゃないか」って不安になって。
で、通勤電車の中で「今、ここで何が起きたら楽しいかな〜」って考えてツイートし始めたのがキッカケかな。[/speech_bubble]
一方のカツセさんは「妄想はマーケティング的に始めた」とのこと。
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”katsuse01.jpg” name=”カツセさん”]ライターを始めたばかりの頃、クライアントから企画は褒めてもらえたんだけど、「これ、フォロワー数どれくらいの人が書くんですか?」って聞かれて、衝撃を受けたんだよね。当時はまだフォロワーが800人くらいで。
で、自分がフォロワー数を増やせば、フォロワー数は少ないけど実力のあるライターさんも起用できると思って。そのライターさんが書いた記事を自分が拡散できるから。
どんな記事がウケるのかPDCAを回して、一番ササるのがたまたま恋愛系のツイートだったんだよね。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”saeri01.jpg” name=”さえりさん”]私の妄想ツイートは、単語を1つだけ決めて考えてる。電車で目の前に立っているおじさんの腕のスジが綺麗だったら、「白シャツ、ゆるっと腕まくり」みたいな。あくまで、想像力を鍛えるためのものだから。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”katsuse01.jpg” name=”カツセさん”]自分は結構「曜日」を意識してるかも。金曜日23:30の総武線、たぶんギュウギュウの満員で、そんなときにどんなツイートが欲しいかな?とか、水曜日は週の真ん中だから、ちょっとゆるっとした内容にしよう、とか。[/speech_bubble]
さえりさんは「こんなマジメな感じの話になっちゃっていい?」と心配していましたが、最初はキャーキャー歓声を上げていた人たちも2人の話に聞き入っているのが印象的でした。
言葉って年齢関係なく、届けようと思ったらちゃんと届くんだな、と。
イベント後はサイン会があったりして、会場スタッフさんも「芸能人みたい」って言っていましたが、お2人は至って冷静というか、もちろん嬉しいのはあると思うんですが、地に足の着いた感じでステキだなーと思いましたよ!
■編集後記■
ちなみに、今日のハイライトは圧倒的にコレだと思います(笑)。
さえりさん「酔ってきちゃったなー」
カツセさん「かわいいかよ」
のやりとりが最高だった#ツイ対談— miku (@miku3931) 2017年6月6日
これでしばらく本のプロモーションイベントは終了かな?
さえりさん、カツセさん、お疲れさまでした!
他の参加者の方も非常に詳しくレポートを書かれていたので、ご紹介しておきます。
「いきなりやりたいこと全部やらなくたって大丈夫。」ーー妄想疲れしたふたり #ツイ対談
ツイッタラーという言葉を耳にしたのは、約1年半ほど前だったでしょうか。
「妄想疲れしたふたり」さえりさん×カツセマサヒコのイベントが最高だった話
楽しみで楽しみでしょうがなかったこのイベント 「妄想疲れしたふたり」さえりさん×カツセマサヒコ出版記念イベント に参加してきたなまっちゃ(@namatcha_)です。
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