今日は、東京学芸大学の学芸カフェテリアにて、「知ろう・使おうSNS〜SNSとの上手な付き合い方」という学生さん向けの講座を開催しました。
学芸大学といえば、卒業生の約7割が教員になるという「先生輩出校」。教員免許を取らないと卒業できないそうです(今の1年生からかな)
東京学芸大学、実は東横線の「学芸大学駅」には無いって知ってましたか?(笑)
実は、JR中央線の武蔵小金井と国分寺の間にあります。
講座を担当させていただいたのは、同大学でキャリア支援を行っている「学芸カフェテリア」。広ーい構内の一角にあります。
講座は18:00〜19:30まで。90分もSNSについて話せるかな?と心配だったんですが、あっという間でした!
講座ではPowerPointでもKeynoteでもなく、Preziを使ってみました!
講座を始める前に参加者にアンケートをとってみました。
幾つか質問したんですが、最後に各SNSについて「知ってる」「
アカウントを持っている」という観点で聞いてみました。
挙げたのは、Twitter・Facebook・LINE・Instagram・Pinterest・LinkedIn・Google+。
他にも、Foursuquareなど様々なSNSがありますが、一般的なものとして7つ。
意外だったのは、PinterestとLinkedInの認知度の低さ。
特に大学1〜2年生がLinkedInの存在を知らないのは理解できるんですが、Pinterestはもうちょっと広まっているかな?と思っていました。
TwitterやFacebook、LINEの認知度はほぼ100%でした。
LINEはSNSというよりメールの代替ツールと捉えられている印象です。
質疑応答の中で「LINEのウォールって何か意味あるんですか?」というような質問も。
「知ってるけどアカウントは持っていない」というSNSも幾つかあり、LINEを除くとメインはTwitterのようです。
個人情報の流出がこわい
前述の参加者アンケートに「講師に聞きたいこと」という項目を入れたんですが、最も多かったのは「SNSの活用方法」ではなく「個人情報の流出への懸念」でした。
幾つか例を挙げると、
- 自分が知らないと思ってTwitterで悪口を書かれた
- 友達がTwitterで自分の本名や居場所をツイートしていて心配
- ちょっとした行き違いで、Twitter・LINEで言い合いになった
- 勝手に自分の写真をTwitterに載せられた
というように、個人情報に敏感な感じが透けて見えます。
発信するより情報収集
個人情報が心配、じゃあ普段は何のためにTwitterをはじめとするSNSを使っているのか?と聞いてみたところ、
「情報収集」「友達が何してるのか知るため」「落ち込んでるツイートしてたら、そっとしておこうって思ったり」とのこと。へーーーーー!
ワタシからは「SNSで発信したら、こんな良いことがあったよ!」ということを伝えたのですが、「何を伝えたらいいかわからない」「発信したいことがあまり無い」という反応が多かったかな、と感じました。
ワタシの話で、誰か1人でも「発信すると楽しい」って思ってくれるといいなーと思いましたよ!
■編集後記■
ママさん&ちびっ子向けや、特定の業界向けの講演をやったことはあったのですが、大学生向けは初めてだったので、だいぶ緊張しました(笑)
でも、東京学芸大学の校風なんだと思いますが、非常に素直な学生さんばかりで、とてもリラックスしてお話しすることができました。
学芸カフェテリアの皆さん、参加してくれた学生の皆さん、ありがとうございました!