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自分はデキる!と思ってる人こそ読むべき!『勝ち抜く人の8つの習慣』コニー・ポデスタ&ジャン・ガッツ

『勝ち抜く人の8つの習慣』コニー・ポデスタ&ジャン・ガッツ

一言、
もっと前に読みたかった…!!!!!

今の会社の将来に不安を抱えている方、
自分の雇用に不安を抱えている方、
「自分、イケてるぜ☆」って思ってる方も、
ぜひ一読ください! 特に「上手くいってる」と思ってる人こそ読むべきかと!

読んでみれば1つ1つは当たり前の内容と感じても、ダメな人と良い人を比較して書かれているので、その差は一目瞭然!

管理人つつい

私も我が身を振り返りながら、ゾッとすることもしばしば(←え?)

目次

第1の習慣 会社に利益をもたらす

しょっぱなからドキッとする質問。
あなたは会社にどんな利益をもたらしているか?」と質問されたら、どう答えますか?

あなたは自分の仕事と立場についてじっくり考え、説得力のある答えを擁しなければならない。これらの質問に答える能力が、あなたの雇用される能力を決定することは間違いない。

(P.24)
管理人つつい

私の場合、どうだろう?
コスト削減のために業務マニュアルを作ってみたりはしてるけど……。
あ、この前、自分が担当したお客さんが利益をもたらしてくれたかも!

ただ、私に対する教育コストもろもろを考えたら、まだまだ足りないですね。。

ちなみに、返答に窮する人には2つの理由があるそうです。

・言われたことだけをすれば十分だと思い込んでいる。

・自分の仕事が会社の発展に直結していると考えていない。

(P.24)

また、コスト削減の項では「会社がコストを削減するには5つしかない」とのこと。

  1. 人員を削減する
  2. 手当をカットする
  3. 賃金をカットする
  4. 製品やサービスの質を下げる
  5. 生産性を高める

(1)~(3)は社員としては大反対だろうし、(4)は顧客の反感を買うので、一番望ましいのは(5)の生産性を高めることだ、というのが本書の主張。

た、確かに、言われてみればその通り。
ホントに他にコスト削減の方法は無いのか? って考えたけど、無いですね……。

前職で身にしみて解ったことは、上層部は②や③の前に①をやることもある、ってことです。(通常、先に(2)と(3)を行なうべきだと思うんですが)

(1)を実行させないためにも(もしくは(1)の対象にならないためにも)、(5)の実行は社員1人ひとりの急務ですね。

第2の習慣 会社・同僚・顧客にポジティブな影 響を与える

会社にポジティブな影響を与える人の特徴として、以下4つが挙げられています。

1. 行動力がある
2. いつも前向きである
3. 問題を見つけ、解決する
4. 進んで人の手伝いをする

(P.47)
管理人つつい

(2)が自信ないなぁ……職場ではPCのディスプレイの脇に鏡を置いて、いつも口角を上げていられるよう意識してるんですが、どうしても愚痴っぽくなっちゃうことがあります。
口に出さず、自分のアタマの中で上手く陽転できるようになりたいです。

で、ココを読んで身を引き締めました。

・外科医が体調不良のために手術ミスをしたら、あなたはどうするか?
・消防士が疲れていて、しっかり消火活動をしてくれなかったら?
(中略)
これらの人たちは、心の持ち方に関係なく、プロとしてしっかり行動することを求められている。
私たちはいつも彼らに適切な行動パターンを期待しているはずだ。

(P.49)

うう、私生活の出来事が仕事に影響しない、と言い切れない私。
他にもディズニー・ワールドのキャストについても言及されていますが、ホントにその通りだな、と。

自分の雇用を守るためには、あなたは会社で名演技を披露しなければならない(P.51)」

はい、その通りです。
前職(キャリアカウンセラー)でセレブな先輩が、
「面談ブースに入った瞬間、女優になるのよ!」
とおっしゃっていたことを思い出しました。

そのネガティブな状況から抜け出すための処方は、

周囲の人にポジティブな影響を与えたいなら、自分が及ぼしている作用について検証しなければならない。

言葉によるコミュニケーションと言葉によらないコミュニケーションの両方に注意することが重要である。

なぜなら、あなたの言行は一致していなければならないからだ。

(P.58)

とのこと。
確かに、ネガティブな発言をしてなくても、発する雰囲気が険悪というか、話しかけにくい人っていますよね……。

第3の習慣 変化を歓迎し、変化を起こす

変化に対する恐怖心には、4つあるそうです。

1. 未知なるものへの恐怖:「私の会社、仕事、人生に何が起こるのか?私の将来は安泰か?」
2. 自分が状況をコントロールしていないことへの恐怖
3. 自分が不適格であることへの恐怖
4. 快適空間の外に出ることへの恐怖

(P.74-76)

変化する、って何だか不安ですよね。
今までのやり方が上手くいってる(と思ってる)のに、変えなきゃいけないなんて…と思ってしまう気持ちは解ります。
特に前職では(2)を体感しました……。

でも、私は納得いく説明さえあれば、変化はWelcomです。
1社目でいろんなプロジェクトを経験したからかもしれませんが、逆に同じ環境でずーっと過ごしていると飽きてしまうというか、マンネリを感じてしまいます(前職のとあるチームにいるとき、(4)は感じましたが)。

ただ、自分から変化を起こしているか? と問われると、うーん……という感じ。
今の職場で、だいぶIT的な部分で周りを巻き込んで変えたことはありますが、常に変化を起こすようにしているか自信ないです。。

第4の習慣 より懸命に、より熱心に、より迅速に、よりよく働く

正直、本書を読んで「会社、ウチらに期待しすぎじゃね?」と思うこともしばしば(笑)。
ま、いきなり全部は無理かもしれないけど、少しずつ向上していきます。

ということで、この項で注目したのはココ。

できるだけストレスを感じることなく生産性を向上する方法を紹介しよう。
それは、次の六つの方法だ。

1. 時間を賢く使う
2. ポジティブな心の持ち方をする
3. 体調管理を徹底する
4. 創意工夫する
5. 人に任せる自信を持つ
6. 余暇を楽しむ

(P.96)

それぞれの項目に対して解説があるんですが、「へ~!」と思ったところを抜粋します。

「レクリエーション(recreation)という単語を二つに分けると、「再び創造する(re-creation)」という意味になる。
まさにそれこそが、楽しいことをして時間を過ごしたときに実現することだ。
レクリエーションは、心身の電池を充電してエネルギーを再び創造し、仕事で最善を尽くすのに役立つ画期的な方法である。

(P.111)

第5の習慣 心を開いてコミュニケーションをとる

本書では、コミュニケーションスタイルとして、次の4つを挙げています。

・意思表明型
・攻撃型
・受信型
・受身攻撃型

(P.124)

で、この中の1つめの「意見表明」を推奨しています。
その特徴は以下の通り。

意見表明型のコミュニケーションは正直で率直でオープンな姿勢を前提とし、被害者意識を持ったり相手を責めたりしないことを求める。
意見表明型のコミュニケーションをとる人と接すると、公平で気配りの行き届いた雰囲気の中で真実を共有できることを感じる。

(P.125)

いわゆるアサーションと通じるモノがありそうです。
うーむ、今の自分からは遠いかも。精進します!

第6の習慣 リーダーシップを発揮する

ここでは「有能なリーダー十の資質」が書かれています。
私は特に「(3)リーダーは相手の自尊心を高める」に注目しました。

リーダーは他の人の価値と意見を大切にし、時間をとって相手に「自分は重要な存在だ」という気持ちにさせる。
(中略)
批判、不平、ネガティブなコメントは、必要最小限に抑えるべきだ。
(中略)
リーダーは、建設的な批判の仕方を知っている。
ほめることに意識を向け、ネガティブなコメントは簡潔で要を得たものにする。
さらに、質問をし、話を聞き、ニーズを満たすことによっても、同僚と顧客に重要感を持たせることができる。

(P.158-159)
管理人つつい

自分の上司はどうだろう?
自分が後輩を指導するときはどうだっただろう?
と考えながら読みました。

例えば、何か上司に提案をするとき、上司がPCの画面から目を離さないまま話を聞かれたら、誰だってイヤな気持ちになるはず。
仕事柄、聴く技術についての本はたくさん読みましたが、やはり「自分のおへそを相手に向けて、相手の顔を見て話を聴く」というのは全ての基本である気がします。

第7の習慣 私生活をしっかりと管理する

自分の人生には自分で責任を持つ
という項があり、当たり前のことなんだけど、響きました。

同じ項に「人間関係の原理」についての記載があります。

私たちは自分が値すると思っている扱いを受ける。
周囲の人は私たちの発するシグナルを受信し、私たちの自信と自尊心のレベルを感じ取るからだ。
まるで、どの人も自分をどう扱ってほしいかを記した看板を首にぶら下げているかのようだ。

(P.190)

勝間和代さんの『起きていることはすべて正しい』にも通じる感じ。
間違った自尊心はよくないけど、
自尊心は選択に満ちた人生を切り開く鍵である。自信のある人は言葉と行動を通じて、人や出来事にどう対応するかを選択することができる(P.191)」
という点には共感しました。

第8の習慣は、第3の習慣につながるので割愛しますが、とにかくドッグイヤーだらけですよ!
体系立てて書いてあるので、非常にまとめやすく、また自分に応用しやすいと感じました。

目次

はじめに 自分の雇用は自分で守れ!
第1の習慣 会社に利益をもたらす
第2の習慣 会社・同僚・顧客にポジティブな影響を与える
第3の習慣 変化を歓迎し、変化を起こす
第4の習慣 より懸命に、より熱心に、より迅速に、よりよく働く
第5の習慣 心を開いてコミュニケーションをとる
第6の習慣 リーダーシップを発揮する
第7の習慣 私生活をしっかり管理する
第8の習慣 学び続ける
おわりに 経営者から感謝される働き方をしているか?

『勝ち抜く人の8つの習慣』コニー・ポデスタ&ジャン・ガッツ

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