長年、際限なく増え続ける積読本にアタマを悩ませてきました(自業自得ともいう)
一念発起して、積読本を消化する計画を立てて、うまくサイクルが回りつつあるので、一番効き目のあったポイントについてご紹介。
ポイントは2つ。
- 「1日1冊読もう」などと適当に考えず、ページ数から判断する
- 自分の読書スピードを計測して「見える化」する
ページ数を見て読了日を決める
まず1つめ。
普段、読書時間として最低限確保しているのは、1日30分。
たいてい、往復の通勤で電車に乗ってる時間+お風呂読書で1時間程度は確保できています。
(休日など、まとまった時間がとれる時は、2~3時間とか。延々と読めます)
3~5冊を並行して読んでいるので、そもそも「1日1冊読了する」という目標は合いません。
また、だいたい3日以内で1冊読み終える、とイメージしていたのですが、そもそも200ページの本と500ページの本では、分量が全く違います
。
なので、まず最初に考えるのは「読了日の予測をする」ことが大切だと感じました。
読書スピードの「見える化」
前述の読了日を予測する際、はたと困ったのが、
「ワタシって、1ページを何分で読めるんだろう?」
ということでした。
もちろん、厳密に計算する必要はありませんが、キチンと計ったことがなかったので、1週間ほど計測してみました。
- 10分/26ページ
- 6分/11ページ
- 3分30秒/10ページ
- 4分/9ページ
- 12分/25ページ
- 8分/13ページ
- 5分/7ページ
平均すると、1分で約2ページですが、ご覧のとおり1分あたりで計算するとバラバラです。
図が多い or 少ない、慣れ親しんでいるジャンル or 未知のジャンルなど、様々な条件によってスピードは変わりますが、読書スピードに影響を及ぼす最も大きなモノが、「翻訳本か、日本の本か」でした。
日本の本であれば、著者や出版社、ジャンルに左右される部分もありますが、たいてい1分あたり2ページ以上読むことができます。
反対に、翻訳本は時間がかかります。1分あたり1~1.5ページくらい。
主な原因は「語順」です。
英語はそもそも主語・述語の順番が日本語と異なります。
もちろん翻訳されているので、日本語の語順になってはいるんですが、ワタシの中で微妙に読むリズムが狂ってしまうことが分かりました(翻訳の上手・下手のことではありません。念のため)
なので、前述の「読了日を予測する」場合、
- 日本語の本であれば、余裕をもたせて1分2ページ。
- 翻訳本であれば、1分1.5ページ
(弓場隆さんの翻訳本のみ、ほぼ日本語と同スピードで読めます!)
で逆算すると、上手くいくようです(いつも厳密に考えているわけじゃありませんがw)
目標を立てる際は、SMART(Specific/Measurable/Achievable/Result-oriented/Time-bound)に、とよく言われますが、今回のことで、しみじみ痛感しました。
特に「Measurable」=定量的に測定可能、というのは大事ですね。
■編集後記■
最近は、読書計画を立てて、Googleスプレッドシート+Googleカレンダーで、読書予定を管理しています。
今のトコロ、とっても順調です♪
あとは「読了後1週間以内にアウトプット」も仕組み化せねば!