もうすぐ4月ですね!
会社員の方は、そろそろ異動の内示があるころですし、4月から社会人になる方もいよいよ入社まで約半月となりました。
今日は、新人さん&異動で新しい業務に取り組む方に向けた記事です。
もちろん、仕事にかぎらず「新しい習い事」や「新しい趣味」を始めようとしている方にもオススメですよ!
新しくモノゴトを始める際、まず何をしますか?
新しいことに取り組むときの行動には、大きく分けて3つのタイプがあります。
- 人に聞く(相談する)
- 本を読む
- とにかくやってみる
あなたはどのタイプですか?
人によっては(1)〜(3)を同時並行で進める人もいますよね。
私は比較的「石橋を叩いて渡る」タイプなので、(1)と(2)を高速でやってみることが多いです。
人に聞く(相談する)コツ
私が誰かに相談したり、話を聞く際、相手は2タイプあります。
- 新しく始めることを既にやっている人
- メンターなど尊敬している人
1)は、仕事であれば、その職種に就いている同僚や、他社の友人に聞きに行きます。
例えば「4月から商品開発チームに異動になるんだけど、コツとか気をつけることってある?」という感じ。
趣味だったら「初心者がつまづきやすいポイントってある?」という感じです。
2)は、新しく始めることそのものについて聞くのではなく、
「何かを新しく始めるとき、**さんならまず何をしますか?」というような質問をします。
主に仕事に関することになりますが、例えば「4月から初めて部下を持つことになったんですが、**さんが初めて部下を持たれたとき、まず何から始めましたか?」みたいな感じ。
1)と比較すると、具体的な方法論を聞くというより、マインドセットを共有してもらう形です。
本を読んで学ぶ際の「本の選び方」
私がいつも選んでいるのは3パターン。
- ページ数の少ない入門書
- そのジャンルで「定番」といわれる本
- 最近話題になっている本
新しいジャンルのことを学ぶ際、最初にオススメしたいのが「全体感をつかむ」ことです。
そのためにも(1)は最適。
全体感をつかむ、といっても知識のないジャンルについて、いきなり分厚い本を読むのはキツいです。内容が入門的なものでも。
「ざっくりわかる」程度でOKなので、ページ数の薄い本を探しましょう。
Amazonなどオンライン書店で探すなら「**(学びたいジャンル) 入門」や「** 基礎」というキーワードで検索してみてください。
最近だと(2)の定番本のコミックス版も入門書にあたります。
例えばこんな本です。
続いて「定番の本」の選び方。
1)でざっくり全体像はつかめているので、自分がそのジャンルのどの部分を学びたいのか?がボンヤリと見えている状態です。
例えば、マーケティングなら、リサーチよりコンテンツマーケティングについて学びたい。
コミュニケーションなら、雑談ができるようになりたいのではなく、聴く力を身に着けたい、というような感じです。
定番本はたくさんありますが、初版から10年以上経っている&今でもAmazonで100〜200位以内に入っているのが目安です(私の場合)
最後は「最近話題になっている本」です。
ベストセラーを読め、というわけではなく、あくまで学びたいジャンルに関連する新刊にも目を通しておく、ということ。
コレに関しては、時間に余裕があれば、で大丈夫です。
書店に行って、学びたいジャンルの本のタイトルを眺めるだけでも、ある程度のトレンドはつかめるはずです。
とにかくやってみる、というのもアリだとは思いますが、特に仕事では早期に結果を求められることも多いはず。
まずはやってみる→失敗した点を振り返って改善点を見つける→改善点を盛り込んでやってみる→新たな課題にぶつかる……といういわゆるPDCAを高速で回せるならOKですが、そうでないならば上記で紹介してきた「人に聞く」「本を読む」と組み合わせていくのがオススメです。
■編集後記■
3月から新しい業務に就くことになり(転職ではなく社内異動的なことです)、大急ぎで学ばなければならないことがたくさんあるので、自分の学び方を振り返るためにまとめてみました。
私の場合、全く新しいジャンルのことを勉強するときは、まず本を読むことから始めることがほとんど。
なぜなら、周りの人に聞くにしても「何が分からないか分からない」から。
あとはいかに高速で学びのサイクルを回すか?ですね。私もまだまだ精進せねば!