「とりあえずやってみる」の重要性。

日々のマナビ
「とりあえずやってみる」の重要性。

新しいモノ(サービスや商品)に出会って興味を惹かれたとき、皆さんはまずどうしますか?

9/29に、都内の一部エリアで「UberEATS」がスタートしました。

まだサービスが始まったばかりですし、対応エリアも限られているので、利用経験のある人は少ないかと思います。
ネットには実際に使ってみた方がいろいろなコメントをしていて、興味深くチェックしているんですが、それについて感じたこと&マナビをご紹介します。

「とりあえずやってみる」人は全体の16%しかいない

「イノベーター理論」って言葉を耳にしたことはありますか?
「キャズム」や「アーリーアダプター」って言葉だと、聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。

イノベーター理論とは、1962年にスタンフォード大学の社会学者であるエベレット・M・ロジャース(Everett M. Rogers)によって提唱された、新製品や新サービスの市場浸透に関する理論のこと。
顧客の新製品や新サービスの購入態度をもとに、5つのタイプに分類される。

いわゆるマーケティング用語です。図にするとこんな感じ。

イノベーター理論

(画像は前述のサイトより引用)

上記の図のアーリーアダプター以前と、以降の間にあるのが「キャズム」と呼ばれる深い溝です。
この理論を提唱したのが、マーケティング・コンサルタントのジェフリー・A・ムーア氏。

彼の著書では、アーリーアダプターまでを「初期市場」、アーリーマジョリティー以降を「メインストリーム市場」と定義しています。

ものすごくざっくり言うと、2つの間にある「キャズム」を超えて初めて、製品サービス(特にハイテク市場を指します)が普及したといえるわけです。

つまり、キャズムを超えられるか否かは別にして、新しい製品やサービスが世に出たとき、「とりあえずやってみる」人は全体のたった16%しかいないんですね。

「好奇心」を鍛えよう

危険を伴うことならまだしも、たいていは想定できるリスクしかないはず。
もちろん、全く興味がないモノなら別ですが、「なんか面白そう」って思っても試さないままで過ぎてしまうこと、結構ありませんか?

何で「やってみよう」って行動に移せないんでしょうか?

「何となく面倒くさいから」って気持ちは私にも分かります。
「わざわざ試すほどのことでもないかな……」って思うのも。

 

では、どうしたら行動に移せるのか……実際に試してみるメリットを考えてみました。

  • ビジネス(収益)モデルや改善点を考えてみる
     → 自分の仕事に活かせるかも?
  • 自社と協業するなら、どんなパターンがあるか考えてみる
     → 実際にやってみる価値のある仕事のタネが見つかるかも?
  • ネタに困っているブロガー・ライターなら、立派なネタになる
  • 同僚や友人との話のネタになる

ポイントは「すぐに役立つとは限らないことも含まれる」こと。
ビジネスモデルを考えるのは、仕事力アップにつながる可能性もありますが、協業するのは難しいケースもありますよね。

でも、試してみなければ、可能性はゼロです。

今回はたまたま「少し興味があるモノ」だったかもしれませんが、周囲に「コレ、試してみたよ!」と発信することで、周りから「新しいモノの情報に詳しい人なのかも」と思ってもらえ、後日「すごく興味のあるモノ」を紹介してもらえるかもしれません。

年齢を重ねるたびに、ただでさえ「新しい経験」をする機会は減り、好奇心のアンテナも鈍感になりがち。
日常のちょっとした「とりあえずやってみよう」が、いずれ大きな「コレ、やってみたい!」につながるかもしれませんよ!

試したことがないのに、文句を言う残念な人たち

冒頭で挙げた「Uber EATS」でのもう1つのマナビがあります。

それが「自分では試してないのに、便乗して文句を言う人が一定数いる」こと。

UberEATSの配達人の1人が、配達中の姿を写真に撮ってブログにアップしたところ、その記事が拡散されたんですね。
で、その写真の背景に写っていたのが友人の住むマンションでした。

その友人は女性なので「ちょっとセキュリティ的に怖い」というようなコメントをソーシャルにアップしていたんですが、他にも似たような話がチラホラ。

ココまではいいと思うんです。Uber社としては、予想外のクレームかもしれませんが、怖い思いをした本人の感想なので仕方ないというか、真っ当ですよね。

でも、この投稿を見た人が「だからこういうのはダメなんだ!」「終わったなwww」「あーあ、やっちまったね」というようなコメントをするのは違うと思うんです。

だって、当事者じゃないから。

体験した人の感想を聞いて「あ、それは怖いな、じゃあ試すのを止めよう」と思うのは自由です。
でも、否定したり決めつけたりするのは違いますよね。

 

もちろん、自分が興味あることを全部試すのは難しい。
だからレビューサイトやブログが読まれ、ガイドブックが売れるわけです。

面白いかどうか分からないけど興味を惹かれたのなら、まずはやってみる。

そうすることで、「判断」ができます。
例えば「つまらなそう……」と思っていた会社や学校の行事も、「実際にやってみたら面白かった」と思えるかもしれません。もちろん、その逆で「実際にやってみたけど、やっぱつまらなかった」でもいいんです。

「試してから文句を言う」のと「試してもいないのに文句を言う」のは雲泥の差。
批判と貶すことを混同するのはカッコワルイですよね?


■編集後記■

後半、ちょっと辛口になっちゃいましたが、人の振り見て我が振り直せ。
気づかないうちにこういう行動を取らないよう注意したいものです。

ちなみに「やったことがないのに文句を言う人」のことを、私はよく「高校時代の部活ではずっとベンチだったくせに、ビール片手にソファーに寝っ転がってプロ野球に文句をいうオヤジ」と例えます(笑)

「Uber EATS」、たしかに友人のコメントを見て「自宅に呼ぶのはセキュリティがちょっと心配」と思いましたが、オフィスに呼ぶなら良いんじゃないかなと思いましたよ!(あ、もちろん、既に複数回利用してます)

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