『40歳が社長になる日』岡島悦子×キッズライン 経沢香保子 特別対談

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『40歳が社長になる日』岡島悦子×キッズライン 経沢香保子 特別対談

今日は経沢香保子さんが主催されている「女性起業家サロン」のイベントで、岡島悦子さんと経沢香保子さんの対談イベントに参加してきました。

岡島さんの新刊『40歳が社長になる日(NewsPicks Book)』を読んだ経沢さんが感想をツイートしているのを岡島さんが見て、対談が実現することになったそう。

一部では「対談じゃなくて、対決では?」と言われていたようです(笑)。

今日は完全オフレコのイベントということで、ポッドキャストも無し。一部を除きツイート&ブログはOKとのことなので、学びと爆笑連続の対談を対話形式でレポートします!

承認欲求からの解脱

まずはざっくり岡島さんの経歴を紹介。そこから、内面についての話に入っていきました。

岡島悦子さん
自分のキャリアを振り返ると、イタいなって思っているんです。
長い間、母親の承認欲求から解脱できないままでした。
ここ数年、2万人くらいにダイバーシティ&インクルージョンの研修をしていますが、親の承認欲求から解脱できていない人が多いです
経沢香保子さん
どうやって解脱できたんですか?
岡島悦子さん
結婚と社長。結婚によって親とある程度距離感ができたのと、社長になることで意思決定をしなければならない立場になったことが大きかったですね

 

岡島さん自身、ずっと「努力しなきゃ」「頑張っていないとダメなんだ」と思っていて、その承認欲求から抜け出せなかったとのこと。

ちなみに、「今も300%くらい頑張っている」とおっしゃるのがスゴい。

経沢さんもおっしゃっていましたが、岡島さん、本当に睡眠時間が短い!
Facebookの投稿を拝見していると、25時?から28時まで打ち合わせ(という名の飲み会)→そのまま台湾でゼミ合宿というようなことも多々あって、いつ寝てるんだ!?という感じです。

ビジネスの「作法」を知っておく

続いて、本にも書かれている論理思考の身につけ方について。

経沢香保子さん
悦子さんは女性向けの研修もされていますが、ビジネスシーンで女性起業家に必要な論理的思考は、どうやって身につければいいんですか?
岡島悦子さん
訓練ですね。半年くらい教えて訓練すれば、何とかなります。どの企業でも上司が女性部下をあまり詰めないんです。
経沢香保子さん
詰めない?
岡島悦子さん
女性部下は厳しくすると泣いちゃうかも、と詰めないんですよ。
女性は情報量が多いほうがいいと思っているから、論理思考の訓練できないままだとダラダラ喋っちゃうんですよ。
で、30代になると上司から「要は何なの?」「要するにこういうことでしょ」と遮られ、発言が減っていくんです
経沢香保子さん
私も最初は全然できませんでした。
でも、みんな忙しくて時間がないから、早く伝えるには論理的+数字を入れてコミュニケーションを取らないと伝わらないんだと気づいて、だんだん身についた感じです
岡島悦子さん
「事実」と「解釈」を分けられないだけなんですよ。そこは訓練。
単にそういう「作法」だと教えてこられていないだけです
経沢香保子さん
作法って大事ですよね。性差は別にして、今までの作法を踏襲したほうが物事が進みやすいので。

WORK is LIFE

そして、本には載っていない岡島さんのオンとオフ、経営者たちと普段どんなことを話しているかについて。

経沢香保子さん
会社を大きくしようと考える男性経営者は多いですが、女性経営者は黒字を淡々と出して満足してしまうというか、小さくまとまってしまう人が多い用に思います。
でも、社会のためにもっとスケールしたほうが良いビジネスもあるのかなと思うんです
岡島悦子さん
女性起業家が小さくまとまってしまうのは、アメリカでも起きている現象。女性はどちらかというと個人事業主寄りになりやすいですよね。
価値観として悪いわけではないですが、リスクに敏感なんだと思います。やりたいことと事業規模は相関していると思うので、やりたいことによってはある程度のリスクを取らなければならないこともあるでしょう
経沢香保子さん
なるほど、そうですよね。
普段、経営者の人たちとはどんなことをお話されているんですか?
岡島悦子さん
時間の使い方、優先順位をどうつけるべきか?など、リソース配分をすごく気にしている人が多いです。みんな通ってきている道なので、私や先輩経営者が「そういうときはこっちに絞れば?」みたいな話をすることもありますね

 

経沢香保子さん
休日や、オンとオフの考え方は?
岡島悦子さん
区別ないですね。WORK as LIFEになっているので。ビジネスに限らず、スポーツ業界や芸能界など、これまで経営が入っていなかった領域の手伝いもたくさんしているので、普通に飲んでいて「じゃあコレやる?」「あいつ呼ぶ?」みたいなことがすごく多いんです。
飲みの場から仕事になることもあるし、仕事で飲みに行くことも多いし、オン・オフはないですね

 

経沢さんも相当パワフルな方だと思いますが、岡島さんの発するエネルギーは圧倒的でした!
今まで15年以上、経営者へのアドバイスを続けてきた岡島さん。顧問先など顧客はほぼクチコミや紹介でご縁のあった企業とのこと。さすがです。

担当編集者から見た岡島さんの3つの良いところ

岡島さん・経沢さん・箕輪さん

対談後半、今回岡島さんの本を担当された幻冬舎の売れっ子編集者、箕輪さんが登場。

経沢さんから「岡島さんのすごいところを3つ挙げて!」と言われていた内容をシェアします。

1つ目は、僕、すごい経営者の人とさんざんと会っているんですが、誰よりも発想が若い。常に一番少女。
今まで学んできたことをすぐに捨て去って、今なにが流行っているの?って聞けるところがスゴい。

 

2つ目は、圧倒的体力。前田さん(SHOWROOM CEO)と岡島さん、ハンパないです。

 

3つ目は、僕がそういう風に付き合っている人ってハチャメチャな人が多いんだけど、岡島さんはそれでいて、ちゃんとしたエスタブリッシュな企業も押さえているところ。
若手起業家も大企業のおじさんも岡島さんのことが大ファンになっちゃうし、僕みたいなフラフラしている人間も魅力を感じます。


■編集後記■

いやはや、なんとも濃い1時間でした……!

最後のほうで経沢さんが「悦子さんは優しいんです!」とおっしゃっていたエピソードがステキだったので、ご紹介しますね。

悦子さんのことは、ずっと「天上人」のように思っていました。
でも、前の会社を退任して落ち込んでいたとき、悦子さんが話しかけてくれたんです。
もう、すごくビックリしちゃって、何でだろう?って。

 

当時は戸惑ったのもあって「がんばります」くらいしか答えられなかったんだけど、ものすごく嬉しかった。
相手がどん底のときに近寄って話しかける優しさが、悦子さんの柔らかさやしなやかさ、人気につながっているんじゃないかなって思います。
優しさは、「強さ」です。

それを受けて悦子さんは「あくどいんですよ、落ち込んでいる人に声をかけるんです」とおっしゃっていましたが、やっぱり「ゴッドマザー」「聖母」と呼ばれるだけあるなと思いました(もしかして、ちょっと照れてました??)

 

今回の新刊はなんと8年ぶりとのこと!
未読の方はぜひ!(書評アップせねば……)

悦子さん、経沢さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました!

経沢さんがさっそくブログをアップされていて、スピード感にビビリました(参加者なのに一番乗りを逃したっていう……)